【読書メモ】やりぬく人の9つの習慣
① 目標に具体性を与える
・目標は、具体的に。(やせる。でなく、5キロやせる。)
⇒紙に書く。
・そのために必要な行動も具体的に。
⇒具体的な目標は、やりぬく力を与えてくれる。
・メンタルコントラストを活用する。
「達成して得られること」「そこに至るまでに考えられる障害」
(例)
目標:課長昇進
得られること:給料が高くなる。経営に関われる。
障害:同僚。上司の考えがつかめない。
② 目標達成への行動計画をつくる
・目標達成のため「何をいつやるのか」を予定に入れておく。
⇒if-thenプランニングの活用
・合わせて障害への対処も考える。ここでもif-thenプランニングの活用。
⇒(if)嫌なことを言われて頭に来たら、
(then)深呼吸して、冷静な対応をする。
③ 目標までの距離を意識する
・ただ行動するだけでなく、どれだけ進歩したのかを確認する。
・フィードバックの頻度を決めて定期的に行う。
・「これから思考」を重視し、目標までの距離を測りモチベーションを維持。
「これまで思考」だとこれまでにやり遂げたことをみて油断が生じてしまう。
④ 現実的楽観主義者になる
・「目標達成出来る」と信じることはOKだが、「簡単に出来る」とは思うわない。
・自信をなくしたら、過去に達成したことを洗い出してみる。
ここでもif-thenプランニングの活用。
⇒(if)自信をなくした時には、
(then)~をやり遂げたことを思い出す。
⑤ 「成長すること」に集中する
・「自分には成功する力がある」と信じることと同じくらい「今できなくても、できるようになる」
と信じることが大切。
・目標を設定するときには、「これから、何ができるようになりたいか」を考える。
・能力を発揮することを阻害する最大の要因は不安感。
・「成長すること」にフォーカスすると「完璧」を目指す緊張感とは別の感覚を感じることができる。
・うまくいっている人に助けを求める。
助けを求められて、あなたを低く評価する人はいない。むしろ、その真剣さは評価される。
・人と比べない。過去の自分から成長しているかが大切。
⑥ 「やりぬく力」を持つ
・苦手なことは何か。それを「できるようになる」と考えているか。
・素晴らしい機会に恵まれても「成長できない」と思い込んでいたら成長はない。
・人は変わることが出来る。
「私には無理だ」と言いたくなったら、「今の私にはまだ無理だ」と言い換える。
・「自分には伸びしろがある」と信じることでやりぬくことが出来る。
⑦ 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
・全ての挑戦の共通点-それは、「誘惑に打ち勝つ」必要があること。
・意志力の鍛え方。
(例)
毎朝、ベッドを整える。
エレベータの代わりに階段を使う。
⑧ 自分を追い込まない
・疲れたときは無理をしない。
疲れたときのためのif-thenプランニングを。
・何かをやめるときには、一度にすっぱりとやめる。
段階的にやめようとすると、誘惑に負ける。
⑨「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
・ある思考をしないように努力すると、逆にその思考でいっぱいになる。
・行動を変えたいなら、
「やめたいこと」を考えるのでなく「やるべきこと」を考える。